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【朝凪彩月】違うままで、一緒に在るということ

昨日お話ししていた、私の夫の数秘の話をします。

 

旧暦で夫の誕生日を見ると、

ライフパスナンバーは「1」でした。

 

でも、30年近く一緒に過ごしてきた私は、

どうしても「夫が1であるはずがない」と思ってしまったのです。

 

 

夫は生まれた時、血色がなく、

「長くは生きられないのではないか」と

周囲が心配するほどだったそうです。

 

当時、夫の家は比較的裕福で、

祖父は「なんとしてでもこの子を生かしたい」と、

あちこちの医者を探し回り、

その結果、夫は命をとりとめました。

 

生きるか死ぬかの瀬戸際から救われた命。

 

家族には他にも兄弟がいたにも関わらず、

夫は特別な存在として、とても可愛がられて育ったそうです。

 

そのせいもあってか、夫はとてもおっとりしていて、

何をするにも受け身。

 

前に出て引っ張る「1」のイメージとは、

どうしても重なりませんでした。

 

「やっぱり1じゃないよね……」

私は、そう感じていました。

 

そこで今度は、

旧暦の誕生日を陽暦に直して見てみると、

ライフパスナンバーは「3」。

 

――なるほど。

3なら、すっと腑に落ちました。

 

明るくて、どこか守られていて、

無理に戦わず、流れの中で生きてきた人。

 

それは、まさに私の知っている夫そのものでした。

 

数秘のことは、私自身も学んでいて、

本当はわかっているはずなのに。

 

その時の私は、思わず一緒にいた占い師の先生に聞いてしまいました。

「……私の4と、3って、どう?」

 

すると、目の前にいた二人の占い師の先生が、

一瞬、顔を見合わせたのです。

 

その空気を感じ取って、

私は思わず笑いながら、

「そうよねー……そうだよねー……」

と、ひとりで納得してしまいました。

 

数秘を学び始めた頃の私は、

正直どこかで「当たっているかどうか」を見ていました。

 

この人は1っぽい。

あの人は3っぽい。

私は4だから、きっとこう。

 

そんなふうに、

数字を“性格診断”のように使っていた気がします。

 

でも、夫の数秘を見たとき、

その考えが少しずつ崩れていきました。

 

旧暦で見れば1。

陽暦で見れば3。

 

どちらが正しいのか。

どちらが当たっているのか。

 

長い時間を一緒に過ごしてきた私が思う夫は、

やはり「1」ではなく「3」でした。

 

私より年上なのに、

いつまでも少年のように純粋で、

どこまでもお人好しな人。

 

むしろ私は、

「1のように、もっと前に出てほしい」

そう思ったことの方が、何度もありました。

 

「頼りない」と言えば、

あまり良くないイメージに聞こえるかもしれません。

 

でも、前に出てほしいと願っていたのは、

夫の問題ではなく、

私自身の〈4の価値観〉だったのかもしれません。

 

数秘4の人すべてがそうだとは、もちろん思っていません。

 

ただ私は、どちらかと言えば

「違うことは違う」と感じたら、

言葉にしてしまうほうです。

 

曖昧なままにしておくより、

はっきりさせたい。

 

整えたほうが、前に進める。

それが、私の中にある4の感覚なのだと思います。

 

でも、夫は少し違います。

 

夫は、

「違う」ということ自体を、

あまり問題にしていないように見えるのです。

 

意見が違っても、

考え方が合わなくても、

それを無理に正そうとしない。

 

どちらが正しいかよりも、

その場が穏やかであること。

誰かが傷つかないこと。

 

夫は、

そんなところを見ている気がします。

 

私は前に進むために言葉を使い、

夫は守るために言葉を飲み込む。

 

同じ出来事を前にしても、

見ている観点は、

まるで違っていました。

 

数秘で見ると、

3と4は確かに違う数字です。

 

価値観も、物事を見る角度も、

自然とずれてしまうことが多い組み合わせ。

 

だからきっと、

理解しづらい場面も、

少なくなかったはずです。

 

でも、違うことは、

合わないことではないはずです。

 

分かり合えない瞬間があったとしても、

それは間違いではなく、

ただ見ている方向が違っていただけ。

 

4の私が前に進もうとするとき、

3の夫は足元をやわらかくし、

3の夫が流れに身を任せすぎるとき、

4の私は現実に引き戻す。

 

ぶつかることはあっても、

欠けていたわけではなく、

私たちは補い合っていたのだと思います。

 

数秘で見えてきたのは、

「合う・合わない」ではなく、

「どう一緒に在るか」でした。

 

 

 

 

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