【白須雲丹】自分を安く扱わないために お金と自己肯定感の深い関係
水曜日は金のテーマです
きょうは「お金と自己肯定感」について
静かに考えてみましょう
年齢を重ね、収入も安定してきたのに
満たされない夜がありませんか
ほしい物が買えないわけではない
ただ、何かにお金を使うたびに
心のどこかでためらいが生まれる
「自分には、まだ早い」
「贅沢なんて似合わない」
そんな言葉が、胸の内側に響きませんか
お金は自己評価を映す鏡
お金の使い方には
その人が自分をどう扱っているかが
はっきりと表れます
自己肯定感が低い人ほど
自分にお金をかけることに
罪悪感を抱きやすいのです
必要な物には迷わず払えるのに
“自分を喜ばせるもの”には
なぜかブレーキがかかる
それは、お金の問題ではなく
「自分にはその価値がない」と
心のどこかで思っているからです
自己肯定感が低い人のお金のサイン
・自分への出費だけが惜しく感じる
・貯金はあるのに不安が消えない
・ごほうびを先延ばしにしてしまう
自分を大切に扱う支出へ
忘れないでください
自分にお金を使うことは
浪費ではありません
それは「これからも生きていく自分」を
信じる行為です
未来を諦めていない人だけが
自己投資という選択をします
たとえ小さな出費でもかまいません
読みたかった本を一冊買う
いいコーヒーを自分だけに淹れる
心がほっとする贅沢を
月に一度だけでも許してみる
結びのメッセージ
お金とは、生き方そのものです
自分を安く扱えば、人生も安くなる
自分を大切にすれば
選ぶ景色も人も、変わっていく
そして──
今からでも遅くはありません
過去に自分を後回しにしてきたとしても
これから変えていけばいいだけの話です
きょうという日を境に
少しずつでいい
あなた自身を“安くしない生き方”を
始めてみませんか
お金を通して
もう一度、自分を信じるために

