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【桃季弥生】不登校の子どもを『休ませる』だけで、本当によかったのか

次男が中学生になった頃。

小学校からの友達も同じクラスに何人もいましたが
中学校ではまた新しい人間関係ができていきました。

もともと引っ込み思案だった次男にとって
その中に入っていくことは
決して簡単ではなかったのだと思います。

しかも、ちょうどコロナ禍。

マスクが当たり前で
人との距離も遠く
コミュニケーションも今までとは違う。

1学期は休んだり、早退したりしながら
それでも通える日は学校へ行っていました。

ところが2学期のある日。

突然、学校へ行けなくなりました。

一時はどこにいるのか分からなくなり
必死で探しました。

無事だと分かったあと
普段ほとんど泣かない次男が泣きじゃくりながら、
学校に行くことが自分にとっては
とてもつらくてしんどいことを話してくれました。

その時、私の中で学校の優先順位は
一番下になりました。

学校より、勉強より、この子の命の方が大事。

「勉強なんてしなくていい」
「好きなことをしていていい」
「心が落ち着くなら、それでいい」

本気でそう思っていました。

その後、学校にもサポートしていただき
中学2年生からは別室登校という形で
週に一度、30分だけ学校へ行くところから始めました。

あれから数年。

今、私は少し違う気持ちも持っています。

あの時、学校へ無理に戻さなかったことを
後悔しているわけではありません。

あの状態の次男に
「勉強はしときなさい」
と言うことは、私にはできなかった。

でも、
「命が大事」と「何もしなくていい」
は、同じだったのかな‥
とは思うのです。

学校へ行かなくても
勉強する方法はあったかもしれない。

学校以外の場所で
人とつながる方法もあったかもしれない。

外へ出たり、何かを経験したり。

本人ができる範囲で、
社会との細い糸を残しておく方法も
あったのかもしれません。

今、17歳になった次男を見ながら
将来への心配が
なくなったわけではありません。

学習の遅れも、
社会とのつながりも、
経験の少なさも気になります。

「あの時、もっとできることがあったのでは」

と思う日だってあります。

でも、過去の私を責め続けても
時間は戻りません。

だから今は
「あの時どうすれば正解だった?」
ではなく、
「今、この子に何ができる?」
を考えたいと思っています。

不登校の子どもへの関わり方に、
すべての家庭に当てはまる
正解なんてないのだと思います。

休むことが必要な時もある。

何か小さな一歩を促した方がいい時もある。

そのタイミングだって、
子どもによって違います。

だからこそ、親も迷います。

「学校へ行かせた方がいい?」
「このまま休ませていい?」
「勉強は?」
「この子の将来は?」

私も、今でも考えています。

占いで不登校を「解決」できるとは思っていません。

でも、その子がどんな環境で疲れやすいのか、
どんなことが得意なのか、
どんな関わり方が心地いいのか。

その子を理解するための
ひとつの材料として、
占いを使うことはできる。

そして、お母さんやお父さん自身が
抱えている不安を話す場所にもなれます。

子どもの将来が心配だからこそ、迷って当然です。

私自身も、まだその途中にいます。

だから私は、

「不登校でも大丈夫」だけでも、
「学校へ行かせるべき」だけでもない場所で、
一緒に考えられる占い師でいたいと思っています。

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