新着情報

姉妹の終わらない距離感     晴空花世

ほしよみ堂 中野店の花世(はなよ)です。

私は2歳下の妹がいる。
仲は良くない。

歩み寄ろうとした時もあったけど
タイミングが合わなかった。

父の葬式の日に
「私はこの家の人間じゃないから。」
と、お酌をしながら親戚中に行ってまわるような、そんな妹だ。

別に、家族の縁を切りたいなら
いつ切ってもいい。

そんな風にさえ思ってしまう。

妹は人の目をみて話ができない。
病気という訳ではないが、変な癖がある。

今は「母」の存在が私と妹を辛うじてつないでいるが、いつか母がこの世を去った時
私と妹は冷静に話ができるのだろうか?

揉めたときに、私達をなだめる人間は
いないかも知れない。

妹とは子供の頃からソリが合わなかった。

好みも趣味も全くちがう。
見た目も似てない。

知らない人がみたら、姉妹とは思われないくらい似てない。

一緒に並んでいても「姉妹?」と
聞かれたら言葉一度もない。

親戚には「この家の人間ではない」と
ふれ回った妹だか、何かと口を挟んでくる。
それが解せない。

関係ないなら口を挟んでほしくない。

遅く結婚したせいか、旦那の言いなり。
気持ち悪いくらいに。

母親が父の葬式の挨拶を妹の旦那に頼んだ時も、「俺は直系じゃないので」と断ってきた。

そんなことを言う人、初めてみた。

妹は旦那の影響を少なからず受けているのだろう。昔から影響を受けやすい人間だったから。

母は、実家で私と妹が鉢合わせしないように
スケジュールを調整してくる。

全く良い迷惑だ。

母は仲良くしろと言うが、
私が妹と仲が悪くなったきっかけを作ったのは、母自身だと言う事に気づいていない。

もう姉妹関係がどうなろうが何とも思わない。

そんな姉妹関係もある。

無理に繋がろうとしなくてもいい。
無理に理解し合おうとしなくてもいい。

それぞれが自分の人生を生きて、
必要な距離を保ちながら歳を重ねていく。

それもまた、一つの姉妹の形なのだと思う。

ほしよみ堂 中野店
花世

 >  姉妹の終わらない距離感     晴空花世

ページトップへ